ゾウの花子、繁殖実らず古里秋田へ 仙台・八木山動物公園

八木山動物公園を去る花子=3月12日、仙台市太白区

 仙台市八木山動物公園(太白区)に繁殖のため秋田市大森山動物園から借り受けていたアフリカゾウ「花子」が、26日に古里の秋田市に帰ることになった。2018年9月に八木山動物公園に来たが、雄のベンとの繁殖の兆候がみられなかった。

 盛岡市動物公園を含む3園が、飼育する雌を交換し合う覚書を18年に交わした。花子は、八木山動物公園のリリーと交換する形で来園した。約3年半が経過したが花子、リリーとも排卵の兆候はみられなかった。花子の年齢が33歳となることなどから、両園の協議で「今後の繁殖は難しい」との判断に至った。

 同園の担当者は、「花子は頑固で寂しがりな性格。秋田から会いに来る人もいる人気者だった」と話す。

 八木山動物公園で花子が見られるのは24日まで。15日には午後2時15分から同園で「お別れイベント」を行う。飼育員が花子に好物の果物や野菜をプレゼントする。

 花子が帰った後、大森山動物園がリリーの輸送訓練をして八木山動物公園に戻すという。

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