トランプ氏とゴルフ「抑止力のためだった」 安倍元首相、郡山で講演

郡山市で開かれた自民党福島県連のセミナーで講演する安倍元首相=17日午後

 安倍晋三元首相は17日、福島県郡山市で開かれた自民党福島県連の政経セミナーで講演し、政権当時にトランプ前米大統領と親交を深めた「ゴルフ外交」は「抑止力のためだった」と振り返った。ロシアのウクライナ侵攻問題に触れて述べた。

 安倍氏は、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟していれば「ロシアは指一本も出せなかっただろう」との見方を示し、2016年に安倍政権下で施行された集団的自衛権の行使を解禁する安全保障関連法の意義を強調した。

「あれだけ仲が良かったら」

 トランプ氏との関係については「あれだけ仲が良かったら(日本が攻撃を受けた場合は)米国は絶対に報復するだろうと(他国は)思う。ゴルフは抑止力のためにやっていた」と回想した。中国による台湾侵攻の可能性も指摘し「米国は台湾を防衛する意図を示すべきだ」と持論を述べた。

 夏の参院選福島選挙区(改選数1)への立候補に意欲を示し、処遇問題がくすぶっていた安倍派の元参院議員岩城光英氏(72)については比例代表での公認が15日に決まった。安倍氏は講演で「安定政権を維持するためにも一丸となって戦い抜く」と強調した。

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