「大和伝」9代目の太刀を展示 大崎・松山ふるさと歴史館リニューアル

 宮城県大崎市松山の松山ふるさと歴史館が29日、リニューアルオープンした。今月1日の開館予定だったが、3月の地震の影響で約1カ月遅れた。改装は1989年の開設以来初めて。日本刀で全国唯一「大和伝」の作風を受け継ぐ同市の刀匠9代目法華三郎信房さん(83)の太刀を新たに展示する。

新たに展示された太刀(右)の特徴を解説する栄喜さん

「本物の迫力感じて」

 太刀の刀身は長さ約77センチ。8代目の刀、脇差しとともに展示室入り口に並ぶ。9代目の太刀は8代目より柔らかい印象で、落ち着きがあるとされる。28日のプレオープンに訪れた信房さんの長男栄喜さん(52)は「刀と対峙(たいじ)し、本物の刀が持つ迫力を感じてほしい」と話した。

 展示は時代順に再構成し、解説パネルの専門用語を分かりやすく言い換えた。地元の金谷亀井囲横穴墓群から出土した全国的に珍しい鉄製馬具や松山茂庭家ゆかりの品々を紹介する。

 展示室の一角では、松山出身の日本画家佐々志げ(1905~38年)が制作した帯や屏風(びょうぶ)画の計7点を集めた企画展を5月8日まで開く。

 午前9時半~午後5時。月曜休館だが、5月2日は開館する。大学生以上230円、小中高校生110円。連絡先は松山公民館0229(55)2215。

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