則本復帰、今季初勝利 東北楽天が4連勝

6回途中降雨コールド

 東北楽天は六回裏途中、2-1とリードしたまま降雨コールドゲームで連勝を4に伸ばした。

 三回に西川の適時打で先制し、四回は1死満塁で太田の一ゴロの間に1点を加えた。先発則本は4四球と制球に苦しみながらも5回9安打1失点と踏ん張り、今季初勝利を挙げた。六回を抑えた弓削がプロ初セーブ。

 ソフトバンクは今季初の4連敗。打線が12残塁の拙攻で先発大関を援護できなかった。

(勝)則本2試合1勝1敗
(S)弓削6試合1S
(敗)大関6試合2勝2敗

雨中のマウンドで粘りの投球

 東北楽天の則本が、再始動の一歩を確かに踏み出した。新型コロナウイルス感染から約1カ月ぶりの復帰登板。敗戦投手となった開幕戦以来のマウンドで、5回1失点にまとめて今季初勝利をつかんだ。「個人としてはだめだったので、勝ちが付いてようやくスタートできた」と胸をなで下ろした。

 試合開始前から降り続いた雨の影響で足元や球が滑る悪条件の中、毎回得点圏に走者を背負いながら粘った。一回にいきなり2死満塁のピンチを招き、柳町を外角の151キロ直球で見逃し三振。二~四回も無失点で切り抜け、相手に流れを渡さなかった。

 2点リードの五回は最少失点で踏ん張った。2死満塁から今宮の適時打で1点差に迫られ、打席には代打牧原大。1ボール2ストライクと追い込み、最後は真ん中低めのフォークボールで空振り三振。「最後の最後でいいところに決まってくれた」。渾身(こんしん)の1球だった。

 開幕から6日後に新型コロナ検査で陽性判定を受け、39度の高熱に見舞われた。ストレッチくらいしかできない日もあり、落ちた体力を取り戻すのに時間を要した。「筋肉量は戻り切っていない。体をベストな状態にもっていけるようにやっていきたい」と力を込める。

 石井監督は「少し慎重に行き過ぎた面はあったが、いい球は投げていた」と評価し、雨中のマウンドで見せた右腕の奮闘をたたえた。
(佐々木智也)

3回東北楽天1死二塁、西川が左前に先制打を放ち、送球間に二進し塁上でガッツポーズをする(山本武志撮影)
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