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食事宅配のウーバーイーツ、石巻でサービス開始

配達員(左)に料理を手渡す雲雀の韓輝さん

 食事宅配サービス大手の「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が4月26日、石巻市内の一部エリアでサービスを始めた。対象エリアは市中心部や蛇田、大街道、中里の各地区周辺など。現在はファミリーレストランや回転ずし、居酒屋、パスタ、クレープ店など30店以上が加盟している。

 スマートフォンのアプリ上で加盟店の料理を注文すると、事前に登録した配達員をマッチング。配達員が店で料理を受け取り、自転車やバイクなどで指定の場所へ届ける。

 支払いはクレジットカードやスマホ決済で、現金のやりとりはない。料理代金のほか配達料(50円~)とサービス料10%が加算される。注文金額が700円未満の場合は手数料150円が別途かかる。

 新型コロナウイルス感染拡大で外食需要が落ち込む中、加盟する地元店の期待は大きい。同市末広町の中国料理店「雲雀(ひばり)」の韓劉培霞(かんりゅうばいか)さん(47)は「出前の需要は多いが、自前での配達は難しかった。これで多くのお客さまに料理を届けられる」と話した。

 石巻地方では昨年11月に米フードデリバリー最大手の「DoorDash(ドアダッシュ)」が参入している。

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