母の日は名取のカーネーションで 産地表示の9生花店、しおりとのぼりでPR

名取産カーネーションをPRする生花店「花創作 苺いちえ」
名取産をアピールするしおりとステッカー

 8日の「母の日」を前に、宮城県名取市花卉(かき)生産組合などが東北一の出荷量を誇る名取産カーネーションを売り込んでいる。2年目となる店頭での産地表示販売が6~8日にあり、仙台、名取、岩沼各市の生花店9店舗が協力する。関係者は産地のしおりやのぼりも作ってPRに努める。

 名取市閖上の生花店「花創作 苺(いちご)いちえ」は協力店の一つ。鮮やかなピンクや白色のカーネーションと共に、名取産をアピールするPOP(店頭広告)とステッカー、のぼりが並ぶ。

 産地のしおりは今年、県花と緑普及促進協議会が5000部を作製。A4判三つ折りで、組合の女性生産者を中心に編集した。「毎日カーネーションと会話しながら大切に育てています」と文章を添えた生産者の写真や花の魅力、産地の歴史を紹介する。

 産地表示販売を実施する県亘理農業改良普及センターによると、昨年の取り組みでは「名取産を指定して買う人がいた」「産地表示を続けたい」との声が店から寄せられたという。

 高橋秀典技術主幹は「花は産地表示が義務化されておらず『名取産が欲しい』という声に応えられずにいた。生花店の反応は上々で、息の長い取り組みにしたい」と期待する。

 4~8日はユニクロイオンモール名取店が市花卉生産組合と共同で、4000円以上を購入してギフト用の包装を希望する客に名取産カーネーション1本を贈る。200本限定。

 昨年の市の出荷本数は274万本に上る。市花卉生産組合の針生定義組合長(55)は「産地表示は励みになる。子どものように育てたカーネーションを多くの人に手に取ってほしい」と話す。

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