ベガルタ、長崎に2―0 2位浮上

試合終了間際、2点目を決めて喜ぶ気田(川村公俊撮影)
J2仙台─長崎

 J2仙台はリーグ戦第15節最終日の8日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で長崎と対戦し、2―0で勝った。通算成績は9勝2分け4敗、勝ち点は29で、新潟、横浜FCと並んだが、得失点差などで2位につけた。

 仙台は前半26分、MF遠藤の右クロスをDF内田が折り返し、FW富樫が頭で飛び込んで先制した。1―0の後半終盤、再三ピンチを招いたが、GK小畑の好セーブで切り抜け、ロスタイムにカウンターからMF気田が2点目を挙げた。

 原崎監督は「内容は満足できるようなものではないが、連戦や暑さの中で、選手が勝ちにこだわって最後まで走ってくれた」と話した。

 次節は15日、仙台市のユアスタ仙台で金沢と対戦する。

後半8分、相手選手と競り合う富樫(中央) (川村公俊撮影)

富樫先制、気田が追加点

 完全に相手ペースの中で富樫が先制し、試合終了間際に気田がとどめを刺した。「自分たちのサッカーができなくても勝ちを拾うのが大きい」と富樫。仙台は試合巧者ぶりを発揮し、トラスタで初めて白星を手にした。

 立ち上がりから思うようにボールを奪えず、攻撃に移ってもビルドアップが停滞。幾度もピンチを迎えては耐え抜き、少ない好機をものにした。前半26分、遠藤が右クロスを上げ、左サイドバックの内田が折り返す。完全にフリーとなった富樫が頭で右隅に流し込んだ。「苦しい時間に大きな1点を奪えた」と振り返る。

 リードを奪ってからは、粘り強く守った。状況に合わせて選手が入れ替わるなどして長崎の強みに対応。後半は最終ラインのスライドも改善して安定感が増した。守備を統率する平岡は「こういう試合は絶対ある。全員がハードワークしたことが勝因」と語る。

 終盤は前掛かりになった相手の裏を狙ってカウンターを仕掛け、追加点を奪った。内容は満足に遠く及ばなかったが、敵地での理想的な戦い方ができたのは、地力が付いてきた証しだろう。結果こそが最大の収穫。新潟、横浜FCと勝ち点で並び、首位をうかがえる位置に浮上した。(射浜大輔)

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