大崎の風土や文化、SNSで世界へ 台湾出身の陳さん、地域協力隊員に

 宮城県大崎市は観光振興に取り組む地域おこし協力隊員として、台湾出身の陳嘉良さん(25)に辞令を交付した。同市初めての外国籍隊員で、2025年3月まで約3年間の任期中、交流サイト(SNS)やウェブを通じて国内外に同市の魅力と情報を発信してもらう。

 陳さんは台湾・新北市出身。アニメをきっかけに日本に興味を持ち、18~19年に中央学院大(千葉県)に留学。松島町などを訪れ、風土や文化に魅力を感じたという。

 大学卒業後は台湾の企業で電子商取引(EC)サイトのディレクターとして携わる中、大崎市の協力隊員募集を知って昨年12月に応募。ウェブのスキルを生かした情報発信力を期待されて採用された。

 2日の辞令交付式で、伊藤康志市長は「よくぞ大崎を選んでくれた。新型コロナ禍が落ち着けば、台湾の方々にもたくさん来ていただきたい。地域を一緒に元気にしていく仲間としてお迎えする」と歓迎した。

 同市岩出山に移り住んで間もない陳さんは「緑豊かな街で人情味があり、住み心地が良い。鳴子温泉も昔の日本のような雰囲気ですごくいいし、大崎のおいしいお米も食べたい」と新天地を気に入った様子。「大崎の魅力を台湾をはじめ全世界に発信していきたい」と決意を新たにしていた。

伊藤市長(左)から辞令を受け取る陳さん
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