6月22日公示、7月10日投開票の日程が有力視される参院選宮城選挙区(改選数1)は、日本維新の会が新人の元仙台市議平井みどり氏(67)を擁立したことで構図が固まりつつある。5選を狙う自民党現職の桜井充氏(66)、立憲民主党新人の県議小畑仁子(きみこ)氏(44)も臨戦態勢を整える。旧民主党で政治活動をスタートした桜井、平井の両氏、旧民主の流れをくむ小畑氏という3人を軸とした戦いとなる公算が大きい。
平井氏は2015年の仙台市議選で旧民主の公認で初当選し、1期務めた。17年に旧民進党を離党し、市議会で無所属の1人会派として活動した経緯がある。
そして維新への転身。平井氏は14日の立候補表明会見で「世の中の流れや世界情勢が変わり、ずっと同じ考えではいられない。維新の政策が自分にマッチし(参院選に出る)このような形になった」と述べた。
09年の衆院選で政権を奪取した旧民主は、東日本大震災や消費税増税の対応を巡る混乱などで離党者が相次ぎ、12年の衆院選で惨敗し、下野。以降、野党勢力は離合集散を繰り返し、自民1強が続く。
「野党と与党ではできる仕事が違う。旧民主は分裂で政権を取れる政党ではなくなってしまった」
こう振り返る桜井氏は1998年の参院選で旧民主から立候補して初当選。旧国民民主党を19年に離党し、無所属のまま自民会派に入った。
今年4月の世論調査で自民県議との公認争いを制し、入党した桜井氏は「自民の人間として議席を確保するだけ」と話す。
対する小畑氏は19年の県議選で初当選し、現在1期目。立民県連幹部らは桜井氏の行動を「裏切り。政治不信の極み」と批判を強めるが、本人は「2人とも議員の先輩。相手のことを考えるよりも、自分自身が走り抜くことに集中したい」と語る。
源流を同じくする3人が、異なる政党に籍を置いて争う宮城選挙区。県内の旧民主関係者は「当時の所属議員のウイングが広かっただけかもしれないが(自民1強で)旧民主、ひいては立民の求心力が弱まった結果と言える」と指摘する。
自民一筋の候補者の不在に、同党の地方議員からは「自分たちの思いを託したい人がおらず、選挙自体に力が入らない」と本音が漏れる。
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