ベガルタ快勝、今季初の首位 今季最多得点で2連勝

仙台―金沢 前半38分、仙台・中島(44)がFKで先制ゴールを決める(坂本秀明撮影)

 第16節第2日(15日・ユアスタ仙台ほか=5試合)仙台はフォギーニョが2ゴールを決めるなど今季最多得点となる4-1で金沢に圧勝し、2連勝で勝ち点を32に伸ばした。勝ち点で並んだ横浜FCとの得失点差で、前節の2位から今季初めて首位に浮上した。

 秋田は千葉を1-0で破った。今季初の3連勝とし、順位を前節の15位から9位に上げた。

 新型コロナウイルスの影響で中止の岩手-山形は今節最終日の6月15日に行われる。

 仙台が快勝した。前半38分、左サイドのFKを中島が右足で決めて先制。後半5分にシュートのこぼれ球をフォギーニョが押し込み、17分にもフォギーニョがカウンターからダメ押し点を挙げた。シュートは11本と金沢より1本少なかったが、決定力で差をつけた。

勝負強さ発揮 効率よく4ゴール

 仙台が勝負強さを発揮した。シュート11本で効率よく4ゴール。原崎監督は「内容的にも自分たちの時間をつくれていた」と満足そうだ。

 前半は距離感が悪く、ビルドアップで思うように敵陣深くに進入できなかった。それでも下位の金沢に対し、個の力は多くのポジションで仙台が優位。徐々に前進できる場面が増えると、中島がFKで今季初ゴールを決めて先制した。「イメージ通りだった。練習してきたことが試合で出せた」。限られた好機をものにし、流れを引き寄せた。

 ハーフタイムで立ち位置を取るタイミングを修正し、後半は主導権を握った。右サイドバックでプレーした若狭と右サイドハーフの名倉との連係では、名倉が外に張るタイミングを早めることで、曖昧だった若狭との位置関係が明確に。起用の狙いだった若狭の配球力も生きた。

 ボールを持って試合のテンポをつかむ。前がかりになった相手のミスを見逃さず、カウンターから2得点。早い時間に大勢を決め、危なげなく試合を運んだ。

 2連勝で今季初めて首位に立った。「連勝とかは気にせず、目の前の試合に全力で臨む」と中島。勝ってかぶとの緒を締めた。
(佐藤夏樹)

仙台―金沢 前半38分、先制のFKを決めチームメートと喜ぶ仙台・中島(右から2人目)(坂本秀明撮影)
仙台―金沢 後半17分、シュートを決め喜ぶ仙台・フォギーニョ。GK白井(坂本秀明撮影)
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