福島第1原発 東電、1号機の内部調査再開 新たなデブリか

圧力容器の台座の開口部付近で撮影された空洞のある堆積物(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)

 東京電力は19日、17日に再開した福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部の水中ロボット調査で、新たに塊状の堆積物を広範囲で確認したと発表した。溶け落ちた核燃料(デブリ)の可能性があるという。

 原子炉圧力容器を支える台座(ペデスタル)の開口部周辺を18日までに撮影した。格納容器と圧力抑制室をつなぐ配管を覆う鋼材カバーの裏側やペデスタルの基礎部分のへりなどにも詳細不明の物質が積もっていた。底部では高さ1メートル超の堆積があることも確認した。

 何らかの原因で内部に大きな空洞ができた堆積物の塊も初めて見つかった。鍾乳洞のような形状になっているといい、詳しいことは分かっていない。

 調査は3月14日に開始。同16日に地震があり、その後にロボットのカメラに浸水が見つかるなどのトラブルもあったため中断していた。今回は21日までに堆積物の目視調査や中性子線測定を行う。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
原発事故・放射線」

復興再興

あの日から

復興の歩み

企画特集

先頭に戻る