デスク日誌(5/26):ナイター取材

 プロ野球やサッカー、バスケットボールなど、夜に行われるスポーツは少なくない。現場の記者は、競技終了後、締め切り時間に追われながら取材、執筆する。その原稿をチェックするのがデスクの仕事だ。

 スポーツ記者になったばかりの約四半世紀前、時間に余裕がないナイター取材は好きではなかった。当時執筆に使っていたのは、パソコンではなく、ワープロ。インターネットは普及しておらず、ナイター取材のノウハウもなかった。

 初の本格的なナイター取材は、アウェーのサッカー、日本フットボールリーグ(JFL)で、延長、PK戦までもつれた。原稿を執筆、送信するため、タクシーに乗り、急いで宿泊先のホテルに着いた時にはもう締め切り時間ぎりぎり。泣きたくなった。

 それに比べ、今の現場記者の仕事はスマートに見える。競技終了後、間もなく「原稿送りました」と電話がかかってくる。手際良い仕事に感心させられる。

 送られてくるメインの原稿には署名が付いている。各記者の個性はさまざまだ。それぞれの記者のファンが増えるよう、サポートしていければと思う。
(スポーツ部次長 跡部裕史)

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