大型連休の松島、観光客が昨年比3倍 行動制限なし追い風に

日本三景松島

 春の大型連休(4月29日~5月8日)に日本三景松島で知られる宮城県松島町を訪れた観光客が12万2199人に上り、2021年の3倍に達したことが6日、松島観光協会などへの取材で分かった。新型コロナウイルス下の過去3年で最も多く、行動制限要請などがなかったことが追い風になったとみられる。

 今年と21年、新型コロナ流行前の19年の観光客入り込み数はグラフの通り。今年は期間中を通しておおむね天候が良く、1万人を超えた日が5日あった。5月4日に期間中最多の2万1833人を記録した。

 21年の大型連休の観光客数は4月29日~5月5日の7日間で3万7599人。まん延防止等重点措置が発令され、1万人を超えたのは1日だけだった。緊急事態宣言が出されていた20年は期間全体で1108人に落ち込んだ。

 コロナ禍前の19年の大型連休は4月27日~5月6日の10日間で、観光客数は26万3969人に上った。1万人を下回ったのは初日だけで、5日間で3万人を超えた。回復傾向にはあるが、今年の観光客数は19年の46.3%にとどまる。

 町は誘客増に向け、観光クーポン券を松島観光協会で今週発売する予定。志賀寧(やすし)会長は「大型連休は雨もあって出足が鈍かったが、後半にかけて伸びた。入り込みが増えるお盆や秋の行楽シーズンのウィズコロナの観光に向けた弾みにしたい」と期待した。

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