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新「津波想定」 石巻市が住民説明会 11、12日

 県が5月に公表した新たな津波浸水想定に関し、石巻市は11、12の両日、住民説明会を市内4カ所で開く。東日本大震災を超える浸水面積となった想定の内容や条件を周知し、避難計画の見直しなど市の対応を説明する。

 浸水想定は数百年に1度とされる最大クラスの津波が(1)地盤沈下(2)満潮(3)防潮堤破壊-の悪条件が重なった状態で発生した場合で想定。石巻市の浸水域は震災時の1.2倍に当たる84.9平方キロメートルで、被災者が移転した新たな市街地にも津波が到達する予測になった。

 説明会では県の担当者が想定結果について説明。市は地域防災計画の見直しや津波ハザードマップの作成など今後の対応を紹介する。

 説明会は申し込み不要で、定員各100人。日程と対象地区、会場は次の通り。

◇11日
▽湊、渡波、牡鹿地区(午前10~11時、湊小体育館)
▽河北、北上、雄勝地区(午後2~3時、河北総合支所)
◇12日
▽釜、大街道、山下、住吉、門脇町地区(午前10~11時、県石巻合同庁舎)
▽蛇田地区(午後2~3時、同)

宮城県津波浸水想定の公表に係る住民説明会 - 石巻市

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