阿武隈急行、27日に全線再開 震度6強地震被害から3カ月以上

阿武隈急行

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクターの阿武隈急行(福島県伊達市)は14日、最大震度6強を観測した3月16日の地震で運休していた福島(福島市)-保原(伊達市)間12・5キロの運転を27日に再開すると発表した。地震発生から3カ月以上を経て、全線再開となる。

 同区間では、27日から7月3日までは速度を落とした上で、午前9時半~午後2時半を除く通学通勤時間帯を中心に上下計36本を運行する。7月4日から通常ダイヤに戻す予定。

 同区間は、地震の影響で福島学院前駅のホームが崩落したり、橋脚が損傷したりして被害が大きく、復旧に時間を要した。

 阿武隈急行は地震で全線が運休。4月18日に丸森(宮城県丸森町)-槻木(同柴田町)、同25日に梁川(伊達市)-丸森、5月23日に保原-梁川と運行区間を順次広げてきた。災害復旧費は計9億6000万円を見込み、国と関係自治体に支援を求める見通し。

 菅原久吉社長は記者会見で「早く再開してほしいとの地域の声をたくさん頂いている。福島-槻木が通っての阿武隈急行なので、全線再開で本来の役割を果たせると思う」と話した。

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