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「ほやの極み」、復興相にPR 東京以西にも消費拡大を 宮城協議会

西銘復興相(左から3人目)にホヤの新ブランドをPRする田山会長(右端)ら

 県内のホヤ生産、加工の21事業者で構成する「宮城ほや協議会」(石巻市)の田山圭子会長や斎藤正美石巻市長が15日、復興庁を訪れ、鮮度管理を徹底した新ブランド「ほやの極み」を西銘恒三郎復興相にPRした。

 田山会長は生産、加工、運送、小売りの流通過程で鮮度が落ちないよう担当者名を記すチェックリストの取り組みを紹介。「東京以西にも消費を拡大したい」とPRした。

 女川町で当日朝に水揚げしたホヤを試食した西銘氏は「大変おいしい。(地元の)沖縄県でも食べられるよう期待したい」と話した。シンガー・ソングライターで「ほやドル」の萌江さんも駆け付け、オリジナル曲を披露した。

 斎藤市長は取材に「ホヤの一大消費地の韓国による禁輸措置が続き、生産量が落ち込んだ。国には放射性物質検査を徹底していることをアピールし、早期の措置解除を働きかけてほしい」と述べた。

 ほやの極みの認定基準として、協議会は水揚げから真水を吸わない状態で10度以下に保ち、2日以内に消費することを定める。

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