石巻圏・新百景>植物工場(東松島市浜市)

ピンク色の光に照らされた工場内。温度や湿度、水温も自動管理されている
野菜がベルトコンベヤーで運ばれてくると、従業員が手作業で収穫する

<無人栽培 技術を世界に>

 発光ダイオード(LED)に照らされた葉物野菜が、高さ6メートルの栽培棚に整然と並ぶ。東日本大震災で被災した東松島市の旧浜市小体育館で、栽培工程を無人化した新たな植物工場が稼働している。

 旧校舎を活用してレタスやベビーリーフなどを水耕栽培してきた「東松島ファーム」が生産する。食べやすい大きさにカットしたり複数種類を組み合わせたりした商品があり、パッケージから出してすぐに食卓に並べられる物も多い。

 新工場は床面積450平方メートル、栽培棚は8段あり、年間生産量はこれまでの15倍となる約150トンを目指す。旧校舎内で種を植えて苗を育てる工程や収穫は手作業で進め、体育館とつながるベルトコンベヤーで苗が植えられた容器を運ぶ。

 生産規模の拡大に加え、搬送システムが自動化されたことで省人化や効率化が図られた。今後は国内外に栽培技術を発信する役割も見込む。

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