宮城県松島町の日帰り温泉施設「芭蕉の湯」で、3月の地震で被害を受けた浴場などの修繕工事が完了し、7月1日に営業再開する。2017年11月にリニューアルオープンした際、浴場の内壁に松島湾の景観を描いた銭湯ペンキ絵師の田中みずきさん(39)=東京=が描き直した。
浴場は内壁が剥離するなどの経年劣化に加え、地震でひび割れなどが発生。修復した上で、国内で3人しかいないという専業の銭湯ペンキ絵師の1人、田中さんに仕上げを要請した。
田中さんは依頼に応じて6月21、22の両日、男湯と女湯にそれぞれ、縦約1・65メートル、幅約12メートルの1枚の絵を壁2面にわたり描いた。
絵のモチーフは以前と同様、五大堂や仁王島といった島々が点在する松島湾。島の形や配置を変え、青空をイメージしていた空は、黄色などを使って朝焼けを思わせる色彩にした。
田中さんは「作業を始める朝に見た松島湾の明け方の様子がきれいで、朝日を描くしかないと思った。1日の始まりの絵を見て明るい気持ちになってもらえたらうれしい」と話した。
芭蕉の湯は不動産コンサルタントの芭蕉の辻パートナーズ(仙台市)が取得し、改装してリニューアルオープンさせた。海から離れた場所で実際の松島湾は見えないこともあり、浴場に絵を描いたという。
飯川則夫社長(55)は「日本的な文化に触れながら風呂に入ってもらいたいと考え、補修を繰り返しながら銭湯絵を維持してきた。のんびりとくつろげる時間や生活に潤いを与える場所を提供していきたい」と語った。
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