猫へ投票、選挙を身近に 宮城県選管が若者向け啓発キャンペーン

参院選に「行こうニャ!」と呼びかける県選管のウェブサイト

 投票率アップに猫の手も借りたい!? 参院選(10日投開票)で、宮城県選管は若者向けの啓発キャンペーン「にゃん議員総選挙」を展開中だ。立候補した猫3匹のマニフェストを比べ、特設会場で1票を投じてもらう趣向。「広告に猫を起用すると好感度が上がる」という民間の調査を基に、猫に白羽の矢を立てた。

期日前利用も呼びかけ

 立候補したのは、みーちゃん(おひるねだいすき党)、やんちゃん(おさかなぱくぱく党)、ぎんちゃん(にくきゅうぷにぷに党)。特設ウェブサイトでは、3匹のプロフィルに加え(1)人間が猫を広告にいっぱい使い過ぎ問題(2)世界的に猫じゃらし不足問題(3)人間が猫をなで過ぎ問題-という架空のテーマについて持論を紹介する。

 投票所はJR仙台駅前のアエル2階に2、3日の午前10時~午後8時に設ける。模擬投票を通して選挙の手軽さを伝えるとともに、アエル5階で行っている参院選の期日前投票の利用も呼びかける。ウェブ投票も3日まで。

 「にゃん議員総選挙」の結果は9日正午に発表する。アエル2階では、得票率1位となった猫のステッカーを約300枚配る。

 一連の啓発キャンペーンの予算額は1707万円。テレビCMとウェブ広告は、声優の野沢雅子さんが猫のアテレコを担当した。

 アエル2階での投票は6月25、26日もあり、約750人が訪れた。県選管の担当者は「予想外の反響」と驚き、「若者の皆さんが社会に意見を反映させるきっかけになれば」と話した。

 県選管の抽出調査によると、昨年の衆院選小選挙区で20代前半(20~24歳)の投票率は31・87%。県全体を24・00ポイント下回った。

「にゃん議員総選挙」サイト
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