東北楽天、7回に強襲 3カードぶり勝ち越し

7回東北楽天2死一、三塁、辰己が勝ち越しの中前適時打を放つ(坂本秀明撮影)

 東北楽天は打線が終盤に爆発し、2連勝。3カードぶりに勝ち越した。

 一回、小深田のソロで先制した。1-5の六回に辰己の犠飛で反撃を開始。七回には岡島のソロや島内の2点三塁打などで一挙6点を奪う猛攻で逆転した。八回に2点を追加して突き放した。先発藤平は5回3失点。七回を無失点でしのいだ3番手石橋が2勝目を挙げた。

 日本ハムは2連敗。救援陣が誤算だった。

(勝)石橋20試合2勝
(敗)宮西22試合3敗1S
(本)小深田1号(1)(根本)岡島1号(1)(井口)

7回東北楽天無死、岡島が左中間にソロを放ち、チームメートに迎えられる

辰己勝ち越し打、岡島1号反撃弾

 東北楽天打線は一丸の猛攻で劣勢をはね返した。2-5の七回、5長短打を集めて6得点を奪い一気に逆転した。「最後まで諦めず、粘り強くつながった攻撃ができた」。真喜志監督代行は選手たちの奮闘に目を細めた。

 先頭の岡島の一発が反撃の号砲となり、2死一、二塁と好機を築き、4番島内が宮西のスライダーに食らいついて右翼線へ同点の三塁打を放った。岡島は「3点差でもチームに落ちている雰囲気はなかった。みんなでワンチャンスという感じで攻撃ができていた」と振り返った。

 待望の勝ち越し点は辰己のバットから生まれた。2死一、三塁で「一気にいきたい」と真ん中低めの直球をたたき付けると、打球はマウンドの北浦が伸ばしたグラブの上を越えて、中前へ抜けた。茂木が左翼線への2点二塁打で続き、29日の試合では抑え込まれた相手救援陣を打ち崩した。

 「今年はやってもらわないといけない」。真喜志監督代行は春季キャンプで4年目の辰己のさらなる成長を期待していた。入団1年目から指導を受ける辰己は「よく怒られた。気を張ってやれているのは真喜志さんがいるから」と語る。

 7月最後のカードを2連勝で終え、首位の西武から4位の東北楽天までが1・5ゲーム差の中でひしめく混戦のまま8月に入る。辰己は「日に日に熱い戦いになると思う。チーム全体が同じベクトルでやれればいい」と力を込めた。
(佐々木智也)

7回東北楽天2死一、二塁、2点二塁打を放ちガッツポーズする茂木(坂本秀明撮影)
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