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東松島で「子ども未来サミット」 全11校参加 デジタルメディアとの関わり方探る

デジタルメディアの使い方について意見交換する参加者

 第3回東松島市「子ども未来サミット」(市教委主催)が7月30日、市コミュニティセンターであった。市内の小中学生たちが、デジタルメディアと適切に関わるための取り組みを発表し意見交換した。

 全11小中学校の児童生徒75人が参加。中学生2グループ、小学生4グループに分かれ、スマートフォンやゲームといったデジタルメディアの使い方をディスカッション形式で考えた。

 5月に各校の代表者が参加したオンライン会議でスマホなどの使用時間や使用終了時刻を定めた「東松島ゴール」を基に、各校で取り組んだことを発表。使用の実態を尋ねるアンケートや校内放送での呼び掛け、使用時間などを色分けしたグラフの作成など、学校ごとの工夫を紹介した。

 グループディスカッションの後は学校ごとに分かれ、他校の活動を参考にしながら夏休み明けに取り組みたいことを話し合った。

 大塩小6年の辺見千尋さん(12)は「みんなで頑張ることを話す集会を開いている学校があって参考になった。大塩小でも取り入れて、頑張っている人も紹介していきたい」と話した。

 鳴瀬未来中3年の大山寧々さん(15)は「いろいろな学校の取り組みが分かり、これからの活動を考えることができた。ポスターや校内放送で東松島ゴールへの意識を浸透させたい」と語った。

 東松島ゴールは、前回のサミットでデジタルメディアとの関わり方を考え、健康的な生活を送るために作成した「子ども宣言2021」を基に具体策を定めた。

 サミットでは、市内の小中学校が取り組む「心あったかイートころ運動」の実践の様子として、あいさつ運動や清掃活動に関する発表もあった。

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