東北楽天、3連勝ならず 則本乱調6敗目

2回ロッテ2死一、二塁、レア-ド(右)に左前適時打を打たれた東北楽天先発の則本(佐藤将史撮影)

 東北楽天は序盤の失点が響いて、約3カ月ぶりの3連勝を逃した。

 先発則本は今季最短の4回4失点で4連敗。一回、中村奨の2ランと安田の押し出し四球で3点を許すと、二回にも1点を失った。2番手津留崎も2回2失点と踏ん張れなかった。打線は四回、鈴木大の右前打で1点を返し、六回も代打内田の右前打などで2点を挙げたが、及ばなかった。

 ロッテは連敗を4で止めて勝率を5割に戻した。先発ロメロが8勝目。

(勝)ロメロ16試合8勝5敗
(S)益田40試合1敗24S
(敗)則本14試合6勝6敗
(本)中村奨8号(2)(則本)

1回ロッテ2死満塁、安田に押し出し四球を与え、悔しがる東北楽天・則本(伊深剛撮影)

気迫足りず最短4回KO

 エース本来の姿からは、ほど遠い。東北楽天の先発則本は一回、先頭の荻野への四球をきっかけに、1本塁打を含む3安打3四球で3失点。36球を費やした。二回もリズム悪く27球で1失点。やはり四球が絡んだ。今季最短の4回4失点でマウンドを降り、勝ち星と同じ六つ目の黒星を喫した。

 直球が暴れ、変化球も制御が利かない。ストライクとボールがはっきりしているから、際どいコースを狙った球もあっさりと見極められた。

 序盤につかまって、中盤に踏ん張る流れは、5回5失点に終わった前回登板の西武戦と同じ。ピンチで自らを奮い立たせるしぐさを見せた前回と違い、今回は気迫を前面に出す姿がなかった。降板後は「何も良くなかった」と、潔く敗戦の責任を背負った。

 この試合から6連戦が5週続く過酷な日程に入った。今季最多の5四球の乱調で早々にマウンドを降りた右腕に「6連戦の頭を任された投手にしては、さみしい内容だった」と真喜志監督代行。ブルペンが盤石でない中、大事な初戦を託された意味は本人が一番理解しているはずだ。

 これで自身4連敗。このうち三つは序盤に試合を壊した。「投手がもうひと踏ん張りすれば、チームはいい方向に向かっていく」。登板前に語っていた言葉は、自分を奮い立たせる意味があったのだと信じたい。(剣持雄治)

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