ああ、ついに貯金ゼロ 東北楽天3連敗 西武にはホームで8連敗

4回西武2死一、二塁、外崎(左)に左中間スタンドへ3ランを浴び、肩を落とす田中将(山本武志撮影)

 東北楽天は先発田中将が崩れて3連敗。最大18あった貯金がなくなった。今季の西武戦の負け越しが決まった。

 1―0の四回1死満塁からオグレディの右前2点打で逆転を許すと、外崎に3ランを浴びた。6回5失点で9敗目。打線は1―5の五回、渡辺佳の2ランで反撃。七回にも1点を返したが、及ばなかった。

 西武は今季最多の16安打で2連勝。貯金を2桁に戻した。与座が6回3失点にまとめて9勝目。

(勝)与座15試合9勝3敗
(S)スミス7試合1勝1S
(敗)田中将18試合6勝9敗
(本)外崎8号(3)(田中将)渡辺佳1号(2)(与座)

田中将、4回につかまる

 1―2の四回2死一、二塁で打席には西武外崎(富士大出)。東北楽天の先発田中将が1ボール1ストライクから投じたスライダーはど真ん中に。失投を左中間席に運ばれた右腕は、ぼうぜんとマウンドに立ちすくんだ。

 この回、打者10人に6安打を浴びて5点を失った。低めの変化球は見極められ、甘くなったカウント球を仕留められた。

 2試合連続で相手打線につかまった。「結果が全て。あれだけのビッグイニングをつくられてしまうと、そこからの戦いは厳しくなる。こういう点の取られ方が、前回、今回と続いてしまったのが残念だ」と悔しさをにじませた。

 防御率リーグトップの西武を相手に4点差を追いかけるのは難しかった。5月10日のロッテ戦、田中将の完封勝利で11連勝を飾り、貯金を今季最多の18に積み上げてから約3カ月。背番号18が試合をつくれず、ついに貯金が尽きた。

 石井監督は「貯金がいくつあるとか、ないとか関係ない。目の前の試合を勝つのが大事だ」と強調するが、チーム状況は芳しくない。球宴後の後半戦は6勝8敗と黒星が先行している。先発投手が早々と崩れて苦しい展開となる試合が多い。

 西武にはホームで8連敗。今季の西武戦の負け越しも決まった。3連戦最後の試合で意地を見せ、借金生活を回避したい。(関俊哉)

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