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石巻市役所・公共交通通勤デー 斎藤市長がバス登庁、乗客の少なさ実感

停留所からバスに乗り込む斎藤市長(左)

 石巻市の斎藤正美市長は26日、市職員に鉄道やバスでの通勤を求める「公共交通チャレンジデー」に合わせ、路線バスで登庁した。

 チャレンジデーへの参加は路線バスの利用状況の確認と施策のPRが目的。斎藤市長は自宅近くのミヤコーバス停留所「向陽町入口」=石巻市丸井戸3丁目=から午前8時16分に乗車。約10分後にJR石巻駅前で降り、市役所に向かった。

 市長と同行した職員を除いた乗客は1人だけだったという。斎藤市長は「空いている時間帯とはいえ乗客1人は少ない」と感想を語り、「市内の企業などもチャレンジデーにぜひ参加してほしい」と呼びかけた。

 チャレンジデーは公共交通機関の利用意識を高め、マイカー通勤からの転換を図るのが狙い。対象の職員は約1000人で、12月までの毎月第4金曜日に実施する。

 来年度以降は民間にも活動を広げたい考え。

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