高齢者の心身機能低下「フレイル」 予防を手助け、秋田の医薬品卸がサプリ開発

 医薬品卸のサノ(秋田市)は、加齢で衰える歩行機能の維持に効果がある機能性表示食品のサプリメント「てくケア」を秋田県総合食品研究センター(同)と共同開発し、販売を始めた。ウオーキングの機会を増やし、高齢者の心身機能が低下する「フレイル」の予防を図るのが狙い。

 てくケアは黒ショウガ由来の成分と、同県三種町産ジュンサイのエキスを配合。黒ショウガの成分はポリフェノールの一種で、筋肉の収縮に必要なエネルギーをつくり出す効果があり、摂取を続けると歩行時間を増やせるという。ジュンサイエキスは脂肪の蓄積を抑える。

歩行機能の維持を目的に開発された「てくケア」

 県内の65歳以上の男性と女性の1日の平均歩数はそれぞれ4368、3682。全国平均(男性5744、女性4856)を大きく下回る。

 7日に県庁で記者会見したサノの佐野宗孝社長は「全国で最も高齢化が進む中、歩行機能の低下は深刻な課題だ。てくケアを活用し、歩く機会を増やしてほしい」と話した。

 てくケアは1日2粒摂取する。1パックに30日分が入り、価格は3480円。サノが運営する佐野薬局で取り扱うほか、同社の通販サイトからも購入可能。連絡先はサノ018(862)6644。

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