J2山形のスタジアム運営に若者奮闘 学生らでチーム、イベントや応援グッズ提案

 サッカーJ2山形のホーム試合のスタジアム運営に、地元の高校生や大学生が積極的に参加している。地域貢献策としてクラブの呼びかけに応じた若者らがプロジェクトチームを結成し、会場のイベントや応援グッズの開発などを提案。18日の千葉戦は「ガールズデー」と銘打ち、数多く考案した女性向けの企画を準備する。クラブは若者が社会経験を積み、成長を促す場として定着を目指す。

プロジェクトに参加し、スタジアムで行うイベントなどの企画を話し合う高校生たち(J2山形提供)

 クラブは7月、米沢市や同市内の学習塾などと連携して高校生のプロジェクトチームを募集。集まった主に置賜地方の約30人が、同世代1000人の動員を目標に企画の協議を重ねた。

 8月13日の金沢戦では、最寄りの公共交通機関が乏しいNDソフトスタジアム山形(天童市)へのシャトルバス運行や、色付きの水が入った水鉄砲を撃ち合うゲームなどを実施。目立った集客にはつながらなかったが、担当したクラブの山崎蓮さん(31)は「失敗も経験のうち。どんどん企画を出してほしい」と先を見据える。

 千葉戦に向けては新たに「女子大生プロジェクト」を結成。山形大や東北芸術工科大などに通う女子学生7人が約2カ月間、定期的に集まって企画を練った。

 学生らは、野球のユニホームを模したピンク色のベースボールシャツや美容セットの配布、女性に人気の韓国料理やスイーツの屋台の出店、ヨガ教室などを発案。学生がデザインしたトートバッグ、選手の現在と幼少期の写真をセットにしたユニークな缶バッジなどのグッズも販売する。

千葉戦で販売する学生が考案したトートバッグなどのグッズ

 山崎さんは「若者世代にクラブへの関心を引き付けるとともに、若者が県内で活躍できる場を提供したかった」と企画の意図を説明。「男性スタッフが多いクラブとしても新たな気付きが得られる。今後も継続して取り組みたい」と話す。

学生がデザインしたチームのベースボールシャツを手にする山崎さん
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