<祖国どこに 中国残留邦人2世(1)不安> 生活苦でも望めぬ公的支援
日中両国は今秋、国交正常化から50年の節目を迎えた。この間に帰国した中国残留邦人の親を追った子ども「2世」も日本で数多く暮らす。新たな「祖国」は2世らに何をもたらしたのか。旧満州に渡った開拓移民が全国でも特に多い宮城、山形、長野3県で現状を追った。(報道部・大橋大介)
●日本語習得に苦労
仙台市青葉区の中華料理店「長城」に8月、1枚の紙が張り出された。
「10月25日を持ちまして閉店させていただくことになりました」
店は中
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