2防潮堤の完成は来年度以降に 宮城・気仙沼 市が財政負担抑制に苦慮
東日本大震災後に宮城県気仙沼市が整備する市内37カ所の防潮堤のうち、2カ所の完成が来年度以降にずれ込む見通しとなった。用地取得や関係機関との調整に時間を要したため。国の交付金が使える復旧・復興事業は本年度末が期限で、2カ所の残る事業費は市が工面せざるを得なくなる。市は財政負担を極力抑えつつ、早期の…
関連リンク
- ・河北新報社編集局編「復興を生きる」刊行 元復興構想会議議長・五百旗頭氏が読み解く
- ・東北の津波浸水想定、分かりやすく 河北新報社が「マップ」公開 宮城除く5県分
- ・気仙沼・唐桑小など浸水域に 「最大級津波の新想定」で説明会
- ・安全か景観か 防潮堤整備、合意形成の道険しく 「南海トラフ」の今(3)
- ・復興ハード事業の未完、64% 被災3県42市町村・首長アンケート