仙台育英、「小さな巨人」が活躍 東北は準優勝で存在感<秋季東北高校野球>
第75回秋季東北地区高校野球大会は最終日の16日、山形県中山町の県野球場で決勝があり、仙台育英(宮城第2)が東北(宮城第1)を6-3で下して2年ぶり12度目の優勝を飾った。
仙台育英は二回に2点を先取し、四回2死一、三塁から斎藤陽の右越え三塁打で4-0。四、六回に計3点を返されたが、七回に高橋の2点左前打で突き放した。東北は4投手の継投が実らなかった。
来春の選抜高校野球大会(甲子園)は第95回記念大会のため、東北地区の出場枠は例年より1増の3校。仙台育英は出場を確実にし、東北も有力。仙台育英は11月18日開幕の明治神宮大会に東北地区代表として出場する。
3投手リレー
▽決勝
仙台育英(宮城第2)
020200200-6
000201000-3
東北(宮城第1)
【評】仙台育英が効果的に得点して快勝した。二回2死満塁から住石の適時打で2点を先取。四回には斎藤陽の2点三塁打で加点し、4-3の七回には高橋の適時打でリードを広げた。投げては3投手の継投が決まった。東北は二、三回に築いた1死二塁の好機を生かせなかった。
「つなぐ4番」斎藤陽が殊勲打
目の覚めるような鋭い打…
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