秋田ハタハタ漁場、北上か 資源対策協が報告、不漁への懸念強まる
秋田県と県内の漁業者でつくるハタハタ資源対策協議会は29日、秋田市で会合を開いた。沖合の底引き網漁(9月~翌年6月)の漁獲量が県北部で出足が好調な一方、主要漁場の男鹿沖や県南部で遅れていることが報告され、「温暖化で漁場が北上しているのでは」と懸念の声が上がった。
県水産振興センターによると、27日…
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