東電が処理水風評被害賠償で基準公表 地域、業種を限定せず幅広く
東京電力は23日、福島第1原発で発生した処理水の海洋放出で風評被害が生じた場合の賠償基準を公表した。地域や業種を限定せずに幅広く賠償の対象とする。30年かけて処理水を放出する方針の東電は「最後の一人まで賠償を貫徹する」と表明した。
処理水の放出前から事業を営み、放出で風評被害が生じた事業者に加え、…
関連リンク
- ・「故郷変容」区域に250万円 福島第1原発事故 原賠審、中間指針見直し
- ・福島第1廃炉の指標 41項目中9項目遅延 東電、最大3年程度
- ・福島第1原発1号機の水中ロボット調査、東電が半年ぶり再開
- ・飼育のヒラメ、トリチウム体内濃縮見られず 東電、福島第1処理水放出前に試験
- ・自主避難の対象、拡大せず 福島第1原発事故 原賠審、中間指針見直しで確認