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丸森和紙の伝統守る 製法継承する宍戸さんが初すき

 400年以上の伝統がある「丸森和紙」作りを受け継ぐ丸森町北沢の宍戸信成さん(83)が5日、自宅工房で初すきを行った。

 コウゾの皮やトロロアオイの根の粘液を混ぜた水の中で型枠を動かし、90センチ×60センチの紙を熟練の技術で薄く均一にすいた。積み重ねた紙は2日ほど重しで水を切り、乾燥させる。

 町内で…

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