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「殉難の塔」継承の危機 岩手・滝沢 満州開拓・シベリア抑留経験者が建立

 旧満州(現中国東北部)開拓に従事した岩手県出身者らを慰霊する滝沢市の「満州開拓殉難の塔」を次代にどう引き継ぐか、関係者が頭を悩ませている。塔を守ってきた引き揚げ経験者がわずかとなり毎年8月の慰霊祭も行われなくなった。元開拓民は「満州開拓民の記憶を埋もれさせたくない」と模索する。(盛岡総局・石沢成美…

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