河北春秋(3/11):あの日、知人が津波にのまれた。仕事中だっ…
あの日、知人が津波にのまれた。仕事中だった。遺体が見つかったのは2週間後。斎場のひつぎの前で、その人の妻は気丈に応対しているように見えた。でも、そんなわけはなかった。程なくむせび泣き始め、やがて号泣に変わった。かけるべき言葉が見つからなかった。ただただ立ち尽くし、仲間と涙した。似た経験を持つ人は多…
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