<震災12年 向き合い続ける表現者(下)>海辺の命が心を捉える
画家・阿部仁文さん(宮城県南三陸町)
虫が食ったように形の崩れたアワビの貝殻、人に踏まれて干からびたヒトデ、海藻の根株…。
そんな、誰も見向きもしない海辺の塵芥(じんかい)に類するものを、宮城県南三陸町の阿部仁文さん(44)は好んで描く。正確なデッサンで形を写し取り、水彩で色を与えてゆく。
●「漁業継…
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