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待機や付帯作業が重荷 <物流危機 宮城の現場>(2)「悪しき」慣習

 3月中旬、川崎市にある倉庫の入り口前で10台のトラックが列を成していた。大崎市の本社から5時間走った古川貨物の尾形光彦さん(56)に荷積みの順が回ったのは3時間後だった。

 「長い時は6時間。この時間がなければ荷物はもっと運べる」。トラックにとって無益な「待機」の長さを尾形さんは嘆いた。

荷主の都合で…

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