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「SLは人生そのもの」 93歳元機関士・山口さん 近づく「銀河」引退を惜しむ

 あまたの旅人と震災復興への希望を乗せ、雨にも風にも負けず走り続けたSL銀河。国鉄時代の釜石線で長年、SL乗務に汗を流した遠野市の元機関士山口京三さん(93)は、その姿をいとおしく見守ってきた。(北上支局・江川史織)

1500度の熱に耐え

 山口さんは1944年、14歳で国鉄釜石機関区に就職した。SLの…

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