俳句がつないだ「生きる力」 河北俳壇常連の遺句集刊行<ほっとタイム>
<年新た二本の杖に願い込め>(1月22日、河北俳壇第1席)。
作者は登米市の農業遠藤幸史さん。昨年12月下旬、投句の約2週間後に急逝した。72歳だった。
遠藤さんは6年前に脊椎の難病が発覚し歩行困難に。ふさぎ込む姿を案じた幼なじみの松村正さん(72)に勧められ俳句を始めた。それを機に句材を探そうと…
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