<「みほとけ展」の名品紹介(5)>薬師三尊像(福島県湯川村・勝常寺、国宝)木造、威厳ある顔つき
中央の薬師如来坐(ざ)像と右の日光菩薩(ぼさつ)立像、左の月光菩薩立像で一対。薬師如来はケヤキの巨木を用い、威厳ある顔つきや厚みある体が表現され、迫ってくるよう。悟りを開いた証しである粒状の頭髪「らほつ」の立体感が際立つ。
木造の仏像は、8世紀の唐の僧鑑真の来日後、奈良などで盛んに作られるようにな…
関連リンク
- ・世界の平和願い、多様な作品166点 仙台で美術展
- ・カマイルカ200匹、迫力のジャンプ間近に 陸奥湾で見学ツアー
- ・干潟調査、絶滅危惧種も発見 宮城・南三陸で小中生ら
- ・伝統のマタギ文化を体感 山形・小国で4年ぶりに熊まつり 狩り実演や安全祈願の神事
- ・「山形セルリー」出荷最盛期 新規就農者が増産に貢献 「認知度高めたい」