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<「みほとけ展」の名品紹介(5)>薬師三尊像(福島県湯川村・勝常寺、国宝)木造、威厳ある顔つき

 中央の薬師如来坐(ざ)像と右の日光菩薩(ぼさつ)立像、左の月光菩薩立像で一対。薬師如来はケヤキの巨木を用い、威厳ある顔つきや厚みある体が表現され、迫ってくるよう。悟りを開いた証しである粒状の頭髪「らほつ」の立体感が際立つ。

 木造の仏像は、8世紀の唐の僧鑑真の来日後、奈良などで盛んに作られるようにな…

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