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バイオリニスト五嶋みどりさん、楽団と初共演 800人魅了

高関さんの指揮で五嶋さんと共演する仙台フィルハーモニー管弦楽団

 仙台フィルハーモニー管弦楽団の創立50周年を記念した特別演奏会が21日、仙台市青葉区の市青年文化センターであった。ことしデビュー40周年を迎えた世界的バイオリニストの五嶋みどりさんが、ソリストとして楽団と初共演。圧巻のテクニックで約800人の聴衆を魅了した。

 演奏曲は全てチャイコフスキーの作品で、今シーズン楽団の常任指揮者に就任した高関健さんが指揮した。11歳のデビュー以来、米国を拠点に活躍してきた五嶋さんは、バイオリン協奏曲に登場し、繊細さと力強さを兼ね備えた演奏をオーケストラと共に披露した。

 仙台フィルは1973年、市民オーケストラの宮城フィルハーモニー管弦楽団として発足。ことしは年内に特別演奏会を計4回行い、本年度の定期演奏会でも50年の歴史をたどる。今回はその第1弾だった。

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