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津波の爪痕、また一つ消える 閖上の特養ホーム、建物西側解体始まる 宮城・名取

 東日本大震災の津波で全壊した宮城県名取市小塚原の特別養護老人ホーム「うらやす」の被災建物で、建物西側の解体作業が始まった。被災構造物が解体されて復興まちづくりが進んだ閖上地区で、津波の爪痕が残る存在となっていた。

 特養ホームは2013年に内陸部の同市下余田に移転再建している。運営する社会福祉法人「…

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