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<東北の本棚>新出史料で山本説に異

◎<伊達騒動>の真相 平川新 著

 仙台藩の3代藩主伊達綱宗は、暗君の見本のような人物だった。自分になびかない吉原の遊女をつるし斬りにしたという有名な話があるが、これは俗説。しかし、酒乱の仙台藩主の行状は江戸庶民の間に知れ渡り、将軍の耳にも達して、21歳で隠居させられた。

 後を継いだのが2歳の亀千代丸

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