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仙台短編文学賞に寄せて 第6回受賞者エッセー

 福島市の詩人和合亮一さんが選考委員を務めた第6回仙台短編文学賞(実行委員会主催)で、大賞と河北新報社賞に選ばれた2人に、短編文学賞にまつわる思いをつづってもらった。

大賞 高村峰生

●執筆までの道のり

 私は小説を書き続けてきた人間ではない。読み続けてきた人間ではある。中学生の時、大学に文学部なるものが…

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