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〈共に歩もう〉 地域防災、共助が要 千葉純さん(74)

 震災時、海から約2キロの自宅周辺は1・4メートル浸水しました。真っ黒な津波の水位上昇が止まったのを見計らい、当時小学生の孫2人を1人ずつ担いで、2階がある隣家と自宅を往復。ずぶぬれで避難しました。泣き叫ぶ孫を前に諦めかけた瞬間もありましたが、九死に一生を得ました。

 後日、近隣に住んでいた年配の女性…

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