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<東北の本棚>架空と史実、劇的筋書き

◎異人の守り手 手代木正太郎 著

 ライトノベルを手がけてきた著者にとって、初の本格的な時代小説だ。幕末を舞台に、外国人排斥をもくろみ、時には命を狙う組織と対決する者たちの活躍を描いた。スリリングな筋書きが光る。

 第1話は、世界各地のロマンを求め、日本を訪れた実業家ハインリヒを巡る物語。外国人が襲われ

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「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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