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<防災士記者 備えのコンパス3(10)> 警戒レベル4必ず避難を

 避難に関する情報は自治体と気象庁から5段階の警戒レベルで示されます。自治体が発令するレベル3~5は特に注意が必要。高齢者や障害者のように避難に時間がかかる人は、レベル3「高齢者等避難」で速やかに避難を始めましょう。レベル4「避難指示」が出たら、全員が危険な場所から離れてください。

 レベル5「緊急安全確保」は発令の時点で既に災害が発生し、安全な避難ができない恐れがあります。レベル4までに、必ず行動に移すことが重要です。

 さまざまな色覚の人が識別しやすいように、警戒レベルは3が赤、4が紫、5が黒と配色が決まっています。赤と紫は避難の合図と覚えておきましょう。

 自治体がいつも的確に避難の情報を出せるとは限りません。自分がいる場所で異変を感じたら、自治体の指示を待つことなく避難を開始してください。(瀬戸夕貴子)
=随時掲載=

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