不安、悲しみ、記憶重ねる<原爆と震災 風化との闘い(上)「伝承」>
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は発生から12年半が過ぎ、被害の生々しい記憶が薄れゆく。78年前に原爆が投下された広島市は、今も被爆の実態を世界に発信し続ける。この夏、風化にあらがう広島を訪れ、東北の被災地の今後を重ねた。(報道部・高橋葵)
「手は胸のところに上げて、腕にちぎれた皮膚をぶら下…
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