◎土の教え 日本編 矢内純太・藤原勝子 共著
世界の土のうち「肥沃(ひよく)」と称してよいのは2割程度だが、日本の土は8割以上が養分の多い「若い土」なのだという。
若くて肥沃な土といっても、地域によって生成過程も背負った歴史も違う。
たとえば、宮城県の大崎耕土。大崎市と周辺4町にまたがる稲作地帯には
「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。