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それでも母は生きる道を選び、私を産んだ 命の重さ伝える教師 <岩田華怜さんと記者が歩いた被災地(上)神戸編>

 阪神大震災から29年が経過した神戸と、東日本大震災から間もなく13年を迎える宮城。この冬、仙台市出身の俳優岩田華怜さん(25)と記者の私(27)は、災害の記憶を次世代にどうつなげたらいいのか探るため、二つの被災地を訪ね歩いた。折しも1月1日には、最大震度7を観測する能登半島地震が発生。命を守る取り組みの大切さが、改めて認識された。神戸で被災記憶の伝承活動に当たっている同世代の若者と対話すると、答えのない中で、自分なりの信念を持って語り続けるたくましい姿が見えてきた。(編集局コンテンツセンター・三浦夏子)

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