◎夢破れ、夢破れ、夢叶う 小山怜央 著
将棋のプロを養成する機関である奨励会に入れなかったアマチュアが、夢をかなえた。昨年4月、岩手県出身者で初のプロ棋士になった小山怜央四段。天才肌とはいえない棋士の、挑戦を続ける歩みが共感を呼ぶ。
小山さんは釜石市生まれ。小学2年のある朝、目まいと倦怠(けんたい)
「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。